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物理のスコラ
相対論
相対論
· 2022/04/07
電磁波の伝播速度
■電磁波を仮定 前回の議論で、どうやらアンペールの法則とファラデーの電磁誘導の法則から、電磁波というものが発生するであろう、ということが判明した。 これは、高校物理でも説明される内容であるが、正しいか間違っているかは置いといて軽く説明する。...
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相対論
· 2022/04/06
電磁場の統一
■真空中の電磁場 古典電磁気学で土台となる、真空中の電磁場の4つの方程式を書き出してみると ・電荷の\(Gauss\)の法則 ――① \(div \mathbf{ D }=\rho (=0)\) ・\(Faraday\)の法則 ――② \(rot \mathbf{ E }=-\displaystyle\frac{\partial \mathbf{B}}{\partial t}\) ・磁荷の\(Gauss\)の法則 ――③ \(div \mathbf{ B }=0\) ・\(Ampere\)の法則 ――④ \(rot \mathbf{H}=\displaystyle\frac{\partial \mathbf{ D...
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相対論
· 2021/01/24
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出6
(編集中:自分のメモの転記のため英文まじりのままです) ■真空・球対称・帯電条件における重力方程式 さて、今考えている条件における重力方程式の右辺のうち生き残っているものを再び書き出してみる。 \(T_{00}=\displaystyle\frac{1}{2\mu_0} E_r^2e^{-\lambda}\) \(T_{11}=-\displaystyle\frac{1}{2\mu_0} E_r^2e^{-\nu}\) \(T_{22}=\displaystyle\frac{r^2}{2\mu_0} E_r^2 e^{-(\nu +\lambda)}\)...
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相対論
· 2020/09/13
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出5
■真空・球対称・帯電条件における重力方程式 今解いている重力方程式は、\(c=G=1\)の単位系で \(R_{\mu\nu}\)\(=\)\(8\pi T_{\mu\nu}\) である。 導出2によって、重力方程式の左辺はバーコフの定理と同じく、次の5本の方程式だけが生き残ることが分かった。 \(R_{00}=\displaystyle\frac{1}{4}e^{\nu-\lambda}\left[ (\nu')^2-\lambda' \nu' +2\nu''+\frac{4}{r}\nu' \right] \) \(-\displaystyle\frac{1}{4} \left[...
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相対論
· 2020/09/11
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出4
■電磁場のエネルギー運動量テンソルの成分 ここまでの計算によって、 \(F_{\mu\nu}= \begin{pmatrix} 0 &- E_r & 0 & 0 \\ E_r & 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 0 &0 \\ 0 & 0 & 0 & 0 \end{pmatrix}\) \(F_{\mu\nu}= \begin{pmatrix} 0 &E_re^{-(\nu+\lambda)} & 0 & 0 \\ -E_re^{-(\nu+\lambda)} & 0 & 0 & 0 \\ 0 & 0 & 0 &0 \\ 0 & 0 & 0 & 0 \end{pmatrix}\) \(T_{\alpha...
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相対論
· 2020/05/31
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出3.1
■添え字の上げ下げ 添え字の上げ下げは、当たり前には行えない。特に、ミンコフスキー計量(平坦な場合の計量)と違って、一般的な計量を考えるときには、頑張って計算しなければいけないのだ。 \(F^{\mu \nu}=g^{\mu \alpha}g^{\nu \beta}F_{\alpha \beta}\) としておいて、添え字を一つずつ下げていく。これを全て書き出すと、計算の指針がクリアになる。...
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相対論
· 2020/05/31
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出3
■電磁場テンソル \(c=1\)とした単位系での電磁場テンソルでは、電場成分の分母につく\(c\)を省略できるので、少しシンプルな書き方になって、次のようになる。 \(F_{\mu\nu}= \begin{pmatrix} 0 & -E_x & -E_y & -E_z \\ E_x & 0 & B_z & -B_y \\ E_y & -B_z & 0 & B_x \\ E_z & B_y & -B_x & 0 \end{pmatrix}\)...
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相対論
· 2020/05/25
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出2
■左辺を掘り出す ▼真空・球対称・帯電 における重力方程式 \(R_{\mu\nu}=\displaystyle\frac{8\pi G}{c^4}T_{\mu\nu}\) この方程式を解けばいい、というところまで進んでいた。シュワルツシルト解と何が違うのかといえば、ずばり右辺に電荷要素がある点だけである。...
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相対論
· 2020/05/22
ライスナー・ノルドシュトロム解の導出
■重力方程式の加工 \(Einstein\)方程式は \(G^{\mu\nu}=\displaystyle\frac{8\pi G}{c^4}T^{\mu\nu}\) であった。この左辺にあるアインシュタインテンソルを書き出してやると、 \(R^{\mu\nu}-\displaystyle\frac{1}{2}g^{\mu\nu}R=\frac{8\pi G}{c^4}T^{\mu\nu}\) であった。そして、左辺第二項を、ややこしい計算のもと、移項してやると、 \(R^{\mu\nu}=\displaystyle\frac{8\pi G}{c^4}(T^{\mu\nu}-\frac{1}{2}g^{\mu\nu}T)\)...
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相対論
· 2020/05/22
ライスナー・ノルドシュトロム解
■帯電した天体の重力方程式解 ある天体が静的、真空、球対称であるという条件でアインシュタインの重力方程式を解くと、シュワルツシルト解を得ることができた。 ここで、バーコフの定理を使うと、静的条件を課さなくとも、真空、球対称でありさえすれば同じくシュワルツシルト解を得ることができるということも判明した。...
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